会社情報

 いつまでも 
「愛され、必要とされる」ために 

島の小さな写真屋さんからはじまり2024年に創業90周年を迎えました。変わりゆく時代のなかで「やり方を変え」「考え方を変え」、その時々で関係するパートナーの皆様から多大なるご支援を頂いてきました。

変わらぬ想いは「思い出」こそ人生を豊かにするために最も大切な「宝物」であるということ。その素晴らしさを沢山のお客様と共有出来る事に全従業員が喜びを感じています。

「写真」はいつしか身近になり、誰でも気軽に楽しめるようになりました。今私たちは地域の皆様方にとって「愛され、必要とされる」存在であるかどうかの真価が問われていると感じており、長い歴史で培い進化させてきた技術と想いを体感していただくために、再び新しいチャレンジを全力で取り組んでおります。

「夢・幸せ・感動・愛」を彩る事が沢山の皆様にとって無くてはならない要素であると信じ、これからも「宝物」をお届けしてまいります。

 あらためて気づかされた 
 盲目のカップル 

ある日訪れた婚礼写真希望のカップル。新郎新婦共に全盲という難病と闘っていました。社員の心配は他所に、２人は幸せそうに衣装を決め、撮影に臨みます。

社員もいつも以上に気を利かせ、細やかなポージングの指示、相手の表情を伝え終始笑顔の絶えない幸せな時間を過ごしました。

その後、通常通りの写真の発送ではダメだと判断した店長がご自宅に伺いました。温かく迎え入れてくれたお二人に、 アルバム１ページずつの様子をお伝えし、どれだけ幸せな表情をしているか一生懸命説明をしました。写真の到着を今か今かと待ちわびていてくれたカップルは笑いながら、泣きながら幸せを噛みしめていらっしゃいました。

私たちが残しているものは「写真」ではなかった・・・。

かけがえのない時間を最高の「思い出」として残すという使命がある。

お客様一人ひとり、ご家族それぞれには我々には想像もできないストーリが存在します。私たちはいつまでもお客様の大切な時間に寄り添い、一緒に幸せを育んでいきたいと願っています。